サム・コンスタス(21)が10月21日(水)、シェフィールド・シールドの西オーストラリア戦で167球151ノーアウトの猛打を見せた。パースのWACAで行われた一戦で、ニューサウスウェールズ(NSW)の一員としてオーストラリア代表の選考陣に、自らの実力をあらためて印象づけた。
2回目のイニングで逆境から巻き返す
NSWは第1イニングで101ランのリードを奪っていた。3日目は素早く得点を重ねるイニングが必要となり、コンスタスがその役目を果たした。チームは第2イニングで155-5と少し苦しい場面を迎えたが、コンスタスは一方のエンドで得点を重ね続け、136球で自身5本目のファーストクラス・センチュリーに到達した。
100ランに到達すると一気にギアを上げ、次の50ランをわずか31球で積み上げた。この試合では15本のフォーと4本のシックスを放っている。ライアン・ヒックス(35ノーアウト)とは6番目のウィケットで107ランの無失点パートナーシップを築き、その後イニングを宣言した。ストライクレートは90.42。レッドボールでの100ランは15イニングぶりだった。
第1イニングは堅実に71ラン
試合の序盤、コンスタスは第1イニングで142球71ランを記録した。こちらはより慎重な内容で、NSWは440-6まで積み上げた。4日目を迎える時点で、NSWは相手を30-3に追い込んでいる。勝利まであと7ウィケットで、334ランが残っている。
テストでは苦戦が続く
コンスタスはオーストラリアの有望株として次代を担う存在と期待され、テストキャリアでは印象的なスタートを切った。ジャスプリート・ブムラに対してランプショットで2本のフォーと1本のシックスを放ち、デビュー戦の第1イニングで60ランを挙げている。しかし、そのシリーズは8、23、22というスコアで終えた。
これまでのテスト出場は5試合にとどまり、直近は2025年7月のウェストインディーズ戦。平均は16.3で、50ランは1回だけだ。
ワーナーが3番起用を提案
元オーストラリア代表のオープナー、デビッド・ワーナーはこのイニングをすぐに称賛した。現在マーナス・ラバシェーンが務める代表の3番に、コンスタスを起用すべきだと主張している。ワーナーはSNSに次のように投稿した。
「コンスタスがWACAで今日センチュリー!! オーストラリア代表で3番を打てるはずだ、私の考えではね」
この提案は、ここ2年のオーストラリア打線の状況を踏まえれば突飛とは言えないかもしれない。ラバシェーンは2025年初めから13のテストに出場し、平均22.80、50ランは2回にとどまる。現在のシリーズでオープナーに起用されたニック・マディンソンは、3イニングで2度のダックと48ランを記録している。
なお、オーストラリアは南アフリカとの第2テストで99ランで全員アウトとなっている。