
パキスタンが、先日終了したイングランドとのエッジバストンでの第3テストにおけるスローオーバーレートを理由に、WTC(ワールドテストチャンピオンシップ)の11ポイントを減点されました。
イングランドに3-0で完敗し、テストでの苦境が一段落したかに見えたパキスタンですが、今度はオーバーレート違反による減点を科されることになりました。ICCは月曜日に発表し、エッジバストンテストでパキスタンが規定のオーバー数より11オーバー不足していたと認定しました。
減点と罰金の根拠
WTCの競技規則16.11.2条は、時間の調整を考慮した上で、「不足した1オーバーにつき、チームは1ポイントを減点される」と定めています。また、ICC選手・選手サポート要員行動規範の2.22条では、「チームが割り当てられた時間内に投球できなかったオーバーごとに、選手は試合報酬の5%を罰金として科される。罰金の上限は試合報酬の50%とする」とされています。
これにより、パキスタンは11ポイントを減点され、選手全員も試合報酬の50%の罰金を科されました。
WTC順位への影響
パキスタンは現在のWTCサイクルで、9試合を戦い2勝7敗と勝利がわずかにとどまっています。今回の減点により、ポイントは5まで落ち込みました。さらに今季はダッカで行われたバングラデシュとのテストでもオーバーレート違反により8ポイントを減点されており、今サイクルの減点総数は19ポイントに達しています。
その結果、バベル・アザム主将率いるチームはWTC順位表の最下位に沈み、PCTは4.63となりました。ICC男子テストチームランキングでも9位に後退しています。10年前の2016年にはテストの世界ランキングで首位に立っていたチームだけに、その落差は際立っています。